Grafana Cloud Asserts

コンテキストを把握した、自動化された根本原因分析

Grafana Cloud Assertsは、監視データにコンテキストレイヤーを追加することで、アプリケーションやサービスの動作を理解しやすくします。問題が発生した場合、AssertsはAI/MLを活用して関連する問題を自動的に相関付け、根本原因を迅速に特定できるようにします。

Assertsは、すべてのGrafana Cloud有償プランでご利用いただけます。


faster troubleshooting icon

より迅速なトラブルシューティング

フルスタックの異常を自動的に検知・相関付けし、因果関係を解明します。

Quickly identify problem domains icon

問題領域を迅速に特定

影響を受けているすべてのアプリケーションサービスと基盤となるインフラを単一のビューで把握し、どこからトラブルシューティングを始めるべきかを容易に判断します。

reduce toil icon

PromQLの必要性を減らし、運用負荷を削減

Grafana Cloudのオブザーバビリティソリューションが提供する、ドメイン固有のダッシュボードとテレメトリデータにアクセスすることで、PromQLクエリを一切必要とせずに、包括的な根本原因調査を実施できます。


Entity Graphで、すべての関連データを可視化

  • Assertsは、Prometheusエクスポーター、サービスメッシュ(Istio、Linkerd)、eBPFベースの自動計装(Grafana Beyla)、そしてOpenTelemetryから収集したメトリックラベルを分析し、Entity Graphを構築します。
  • インシデント発生時にはEntity Graphがすべての関連コンポーネントを収集します。トラブルシューティングに必要なあらゆるシグナルに、クリック一つでアクセスできるようになります。
関連データ

Assertsの動作を示すアーキテクチャ図

すぐに使える、厳選されたアラートルールライブラリ

  • Assertsは、正規化・ベースライン化されたデータに基づき、SAAFE modelを使用した包括的なアラートルールセットを提供します。すべてのゴールデンシグナルを網羅します。
  • AssertsがPromQLの記述を自動化するため、ユーザー自身が記述する必要はありません。

RCAワークベンチで、問題をより迅速に特定

  • インシデントの影響を受けたすべてのコンポーネントが、単一のビューで自動的に相関付けされます。
  • 根本原因分析に必要な、関連するメトリクス、ログ、トレースをすぐに利用できます。
  • インシデントが発生したコンポーネントと時間枠に対応するログやトレースに、素早くアクセスできます。
Grafana Cloud内のAssertsにおけるRCAワークベンチビュー

Grafana Cloud内のAssertsとApplication Observabilityのワークフロー

厳選された、コンテキストを把握できるダッシュボードライブラリで時間を節約

  • テクノロジーに特化して構築済みのダッシュボードにアクセスすることで、ダッシュボードの作成、維持、整理といった作業が不要になります。
  • AssertsとGrafana Cloudのオブザーバビリティソリューションを連携させる統合ワークフローにより、詳細な調査を実施できます。

Assertsは、すべてのGrafana Cloud有償プランでご利用いただけます

1

サインアップ

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2

有効化

Grafana CloudのメニューからAssertsのセクションに移動し、表示される指示に従ってください。
3

必要なメトリクスを送信して価値を最大化

Assertsは、インフラのメトリクス、REDメトリクス(Rate, Errors, Duration)、サービスグラフメトリクスと併用することで、最高の体験を提供します。詳しく見る。

システムがお客様のセットアップを自動的に分析し、追加のサポートが必要な場合は、サポートチケットの提出を促すことがあります。

4

可視化と発見

システムの挙動に関するインサイトを、フルスタックにわたって即座に獲得できます。

“私たちのSREは、メトリクス、ログ、トレースといった既存の投資から、常により深い洞察を求めています。Grafana Cloud Assertsは、Entity Graphやワークベンチといったツールでこれらのシグナルからより多くの価値を引き出すものであり、まさに私たちのSREが求めていたものです。Assertsは、テレメトリをアクションに結びつけ、最終的に問題をより迅速に解決するのに役立ちます。これをより多くのSREに使ってもらう必要があります。”
Olin Gay氏
オブザーバビリティ部門 責任者、ObservabilityCON 2024 基調講演