学習内容
- Lokiの簡単な紹介と、他のロギングソリューションとの違い
- Grafana Cloud Logsを利用するメリット
- 組織の規模拡大とログ量の爆発的増加に伴うロギングの課題
- Grafana Cloud Logsによる、ログを必要とするあらゆるチームメンバーへの安全なログ共有方法
- Grafana Cloud Logsで利用可能な機能と、そのアクセス方法
Grafana Lokiで実現するスケーラブルなロギング
クラウドネイティブやマイクロサービスベースのアーキテクチャへの移行は、ログ量の爆発的な増加を招きました。ログは非常に価値があるものの、既存のロギングソリューションはビジネスの規模拡大に伴って法外な費用がかかる上に、メトリクスとのネイティブな統合が難しいという課題を多くのエンタープライズ企業が抱えています。
これらの課題を解決するために、私たちはオープンソースプロジェクトLokiを立ち上げました。Lokiは2018年のリリース以来、その人気が急上昇しています。Lokiはログの行そのものではなく、ログを取り巻くメタデータのみをインデックスするため、高速で費用対効果が高く、高いスケーラビリティを誇るソリューションです。Prometheusと同じサービスディスカバリーを使用することで、Lokiはログとメトリクスが常に一貫したラベルを持つことを保証し、コンテキストを維持しながらメトリクスとログをシームレスに切り替え、時間を短縮できます。
Grafana Cloud Logsは、Grafana Lokiを活用したターンキーソリューションを求めるユーザーに、ログホスティングを提供しています。
ガイド
Jared Mallett
Principal Solutions Engineer
Grafana Labs